6月4日~7日ギリシャ(ミコノス島⇒アテネ) [世界散歩]

6月4日ギリシャ2日目(アテネ)

朝の8時、早起きしてアテネ観光に出かける
日程の調整上、1日しか観光ができない!
イタリアでの足止めが惜しい
名所がよくわからない地図を持ってアクロポリスを目指す!
アテネの街は早起きで通勤者などが忙しく行き交う
ポッケには延泊代を払ったために、15€しかない
手数料の安いシティバンクでなんとかおろしたい
ショッピング街に出ればあるという話だったが・・・
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待ち中で堂々と販売される偽ブランド品
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バンコクと同じで宝くじ販売は路上で!
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やっぱり野良犬は多い
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バスはガソリンを使わない(エコ推進のギリシャらしい)

ゼウスの神殿に到着
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しかし、入り口がわからず、敷地を一周してしまう
入場料は12€!そのかわりアクロポリスを含む7か所に入場可能だ
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手持ちは3€になった(笑)
奥に見えるのがアクロポリスだ!

入場口で他の観光名所を地図に書いてもらう
ゼウスの神殿を後にするとシティバンクを偶然発見!
助かった!急いで残りのギリシャでの予算を計算しておろす
無駄遣いをする訳ではないが、財布の中身があるのは心強い
シティバンクでも道を聞いて再びアクロポリスを目指す

途中で小学生達がエコ活動していた
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小学生は恐る恐る寄って来ると1枚のアンケート用紙を渡してきた
1人が近寄り、俺が協力者だとわかると一斉に子供たちが寄って来た
国の欄にジャパンと書くと、子供たちは口々にジャパン!と呟く
ギリシャではエコ活動が活発に行われているらしい
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アンケートに答えると手製の風車とエコカードのようなものをくれた
そしてエコシールを貼ってくれた(ギリシャ語なのでわからないが)
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英語で言葉が通じるとはいえ、外国人にエコを推進する小学生は勇気があると思った
気づけば最大の観光名所「アクロポリス」の入り口である。絶好の推進場所だ
子供たちと笑顔で別れると山を登る
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アクロポリスの神殿
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野良犬と野良猫は進入禁止の中も自由(笑)

その後もわかりづらい地図を元に遺跡を回るがアテネの銅像を見忘れた事に気づく!
アクロポリスまで戻り、再入場することにする
入り口でアテネの銅像を見忘れたから、もう一回入れてくれと頼む
最初はダメと言われたが、見忘れた事を伝えると特別に入れてくれた
アテネの銅像はどこにあったんだ?
あったであろう場所の近くで係員に聞くと、壊れてないと言われる
あ、そう・・・。ブロンズアテネでは入り口の人に通じてなかったのだろう
ないものはしかたない。車田さんも許してくれるだろう(セイント星矢の作者)
遺跡は7か所見れずとも意外と満足をしてしまった
ほとんど残っていなくても保存して残していく国もあれば、
歴史ある武将(魏延)のお墓を壊してビルを建てる国もある
日本の基準はどうだろうか

アクロポリス近くの駅前はお土産屋さんで賑わっていた
近くで古そうな教会を発見。ギリシャの教会はどんなか覗いてみる
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ギリシャの人達は聖人の絵にキスをするようだ!
写真ではわからないが、ガラスはキスマークだらけである
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お土産屋さんにあったアテナ像のレプリカ
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時間があるので歩いてホテルに戻る
途中で市場を発見!かなり大きい!覗いてみると恐ろしい光景が・・・
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鶏や羊でも皮を削がれた直後はあまり見たくない・・・


帰って、ツーリストでフェリーとホテルを予約しに行く
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昨日の安宿はもうなくなってしまい、他の安宿を探してもらう
1泊75€!高くなった!
2泊で150€+フェリーの往復60€で210€
うーん、ここまで来て諦めるのは惜しい
仕方なく契約を進めると、連泊だから安くなる!と言われる
しかも2泊で90€!!
おいおい、今気づいたのかい?安くなりすぎじゃない?
確かに、シーズン外の連泊は割安とは聞いていたが、思わぬラッキー!
ホテル名は「スーパーパラダイス」
なんとも・・・である

浮いたお金と空いた時間でタクシー会社のジョンを呼び出し、車でないと行けない場所
ダフニ修道院へ
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1990年に世界遺産に登録された教会でアテネの代表的な教会を見ておきたかった
ジョンは、初めて行くと言って2回位道を間違えた。
現地民でもあまり行かない世界遺産とはいかがなものだろう?
着くと、頑丈な鍵がかけられていた。(後でサイトで確認したら現在閉館中との事)
ダメかと思ったが、ジョンが管理人を探して中に入れさせてくれた
教会自体がボロボロで今にも崩れそうだ
中も見る事ができた。
写真撮影はできなかったが、こんなに古いものがよく残っているなという感想
ほとんどのペイントは壁から剥がれ落ちてしまっているが、残っている部分が美しい

帰りのタクシーの中、明日はミコノス島に行くよと伝えると、
どこのホテルだ?と聞くので「スーパーパラダイス」と教えると
ジョンは驚いて知ってると答えた。そして最高だ!と加えた
綺麗な海、ダンスに酒、出会い、なんでもあるらしい
最安値のホテルがそんなに有名でいい所のはずがないのだが・・・
一応、期待しておこう
ジョンがアクロポリスには教えた通りに電車で行ったのか?と言うので
歩いて行った!と答えると
電車ならすぐなのにどうして使わなかったんだ!と返される
歩かないとアテネの事がわからないと言って写真を見せると
ジョンは納得したように笑った

さて、明日は港まで初の地下鉄に乗る。
もう乗り遅れたくないし、早めに到着できるように出発しよう

6月5日ギリシャ3日目(ミコノス島)

朝10時、ホテルを出発する
ここまで雨にあったった事がほとんどなかったがどしゃ降りの雨。
荷物が多いと結構しんどい
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乗車券はドイツに近いシステムで90分間乗り放題1€
電車は思ったより簡単であっさり港駅に着いた
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出発は12時だが、港はかなり大きいそうなので早めに船にチェックインする
港内はジョンが教えてくれた通り、無料のバスが走っている
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2度目の船旅!
今度の席は・・・外っ!
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片道5時間、うーん、今回も想像してなかった
ツーリストで何も言われなかったから1種類かと思っていたが
ホテルを安宿で発注したから、あえて聞かなかったのだろう

エーゲ海の島々を横切ってミコノス島を目指す!
途中、シド島にも立ち寄る
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ミコノス島の少し先にはロドス島(ロードス島・世界遺産)もある
小学生の時にロードス島戦記という小説を読んで行ってみたいと思っていた島だ

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どしゃ降りの中、ミコノス島に到着!
ついに着いたぞ!と思うも、肝心のインフォメーションセンターがない!
ホテルの呼び込みにあうが、ホテルをとっているのでしょうがない
客を次々に乗せてホテルバスは去っていく
客にならないとわかると助けてくれる人はいない
ツーリストでホテルの番号を教えられたのを思い出し
ホテルの番号にかけるもつながらず、ギリシャ語で現在使われていません、と言われる
雨に打たれながら、困っていると、奇跡的にタクシーが通りかかる
タクシー乗り場はないので本当に奇跡的だった
タクシーに乗ってバウチャー(宿泊表)を見せると
「スーパーパラダイス」はビーチの名前だけど・・・と言われる
そう言われても、「スーパーパラダイス」ってホテルって言われたし・・・
運転手はどうする?とりあえずビーチに行くか?他の宿に行くか?と聞いてくる
災難はいきなりやってくる
今回は予約も完璧だったはずなのにツーリストはどういう宿を手配したのやら・・
ホテルに運転手が電話するも間違っているからかからない!と言われる
(実は印刷の際に番号が欠けて、そこは手書きだったので十分にありえる)
仕方なく、ツーリスト本部に電話をする
運転手とツーリストのオペレーターがやりとりして、なんとか車が走り出す
運転手は走りながらも無線でホテルについて色々調べてくれた
ビーチの前に着くと運転手は99パーセントここだ!と言った
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来る道もそうだったが、何もない!
ご飯を食べる所どころか、売店すらない辺境の地
確かに、ビーチは目の前で綺麗ではあるが、猫がいるようにも見えない
これで間違っていたらテンションは下がる
恐る恐るビーチで働く人にここが「スーパーパラダイス」なのか聞く
すると5分待たされた後に部屋まで案内してくれた。
片道約20€、辺境の地に「ザ・ビーチ」はあった
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ビーチにはパラソルが並び、DJが爆音で音楽を流す
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若者は踊りながら飲む、歌う、泳ぐ!
想像していたミコノス島とは違うが、仕方ない
かなり浮いているぞ!日本人!
ふと、ゲイの島というキーワードを思い出す
こんなビーチにひとりで来たら俺はゲイだと思われるのが普通かもしれない
急いで部屋に帰って、世界一周の本を持ち、カウンターで街に行きたい!
ミコノス島には猫を見に来た事を伝える。
すると、猫ならそこらへんにいるよ!と言われる
こんな場所にいる訳ない!と思いながら少し散策すると・・いた
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2匹いた。世界一周の本に載っている写真ほど可愛くはないが。
よくミコノス島の欄を読むと、パラダイスビーチはゲイで有名!!と書いてあった
男だけの集団には絡むのは控えたい。
情報をまとめると、ここはミコノス島の中でも観光地のようだ
街に泊まって、ここに遊びに来る!という方が自然だろう。安い理由もわかった

明日は街で猫探しを考えていたが、往復40€かかるのは予算外だ
帰る日に少し寄る事ができれば上出来だろう
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空がだんだんと暗くなり出し、音楽とダンスは盛り上がって行く
やる事もないので混ざるしかない!
お酒と音楽があれば人種の壁は実に薄い!
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ハローとバーイを間違うギリシャ人と中国人に間違われる日本人と
一緒に踊り、楽しむ!
写真を撮っていいか聞くと、逆にハグしたいからカメラを後ろに回せと言われる
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ここに泊まらなかったらできなかった体験だろう
明日はこのビーチで過ごそうと決める。初めてのバカンス!
ノープランでビーチに寝そべろう!
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6月6日ギリシャ4日目(ミコノス島)

朝起きると気持ちのいい朝日が差し込んでいた
まだ9時だが、水着でビーチに出る
朝食はビーチにあるレストランで食べた
ここしか食料入手の場所はない(笑)
しかも10時~18時しか開いていない!
コックは空手!と連呼する陽気な奴で、昨日も彼のお薦めを食べた
そーいえば、ラーメンは随分見ていない!パリで不味いラーメンを食べたきりだ
世界にある日本のレストラン(和食・寿司・その他の日本語レストラン)は
日本人以外に運営されている!(経営が日本人とは思えない)
客は指輪をした手で寿司を握られているのを知るまい
世界のアジア人が中国人か韓国人なのは残念な事実だ
大阪に留学しているレンダの友達は、日本人は英語を話さないと言っていた
彼女はオーストリア人なので、ドイツ語、英語が喋れ、日本語を勉強中なのだろう
現在の教育は随分英語に力を入れているようだが、今後に期待したい
世界は日本より安全ではないかもしれない。
でも、それは日本が安全すぎるからだと思う

12時頃、続々とビーチに人が集まって来る
舟も何度か定期的にやって来る(どこから来て、どこに行くのか不明)
海水は冷たいが入れない温度ではない
水は透き通っていてきれいだ
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ふと、気づくとトップレスの美女もちらほら。さすが、エーゲ海!
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寝そべりながらここまでの旅を思い出す
ロサンゼルスが遥か昔に感じる。
イタリアに入ってからは移動が1~2日間隔で移動したせいだろう
今しかないチャンスに無理をしてでも街を回って来たのでちょうどいい息抜きになった
明日はアテネに戻り、次の日にはイスタンブールに移動する!
カイロを通って次はタイだ!アジアが見えてきた(アジアは長期滞在予定)
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暗くなり始めると昨日友達になった奴らがビーチに遊びに来た
手を繋いで輪になって踊る
最初は一番歓迎していなかった奴と最後は一番仲良くなった
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(一番左・キリヤゴス)
何枚も写真を撮り、何人かとフェイスブックのやりとりをした
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彼女はミコノス島に住んでいる、日本に来たら・・・とは言えなかった
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彼氏がいようが、彼女じゃなかろうが、すぐにベタベタとできる性質は日本人にはない
これは文化だろうから日本には持ち込めないだろう、残念だ
来場者のほとんどがアテネからの若者でアジア人は俺ひとりで目立っていただろう
音楽は夜中まで鳴りやむ事はなかった

まさにパラダイスビーチの名に相応しいビーチだった
次来る事があれば大切な人と来たいと思う
そういえば一人で来るとはイカれてると言われた事を思い出した

6月7日ギリシャ5日目(ミコノス島)

今日は14時15分の船でアテネに戻る
あらかじめ、もらっておいたタクシーの電話にコールする

地図も猫がいる場所もわからないので、とりあえずショッピングしたいと伝える(笑)
すると、予想通り島の街に着いた!白い家が並ぶ
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朝早くには市場が並んでいた
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エルメスの家も同じ白い建物
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猫!どこにいるのだろうか?
重い荷物を背負っていると、レストランのお姉さんが声をかけてくれる
いや、朝飯も食べたいけど、限られた時間で猫を見つけなければ・・・
しばらく真っ白な建物の隙間を探しながら歩く
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朝の10時前で、店も開いておらず先程のレストランで朝食にする
お姉さんに「猫いる所知ってる?」と聞くと、街にたくさんいると教えてくれた
運が悪く会えなかったのだろうか?
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海を見ながら朝食を食べていると、足元をふわふわした感触が通り抜けた
猫っ!
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「ご飯ちょうだい」と言わんばかりに可愛く鳴く
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ソーセージは食べないというグルメ猫は卵焼きばっかり食べた

声をかけてくれたお姉さんの店に戻って良かった
この旅では、小さな縁でも機会があれば繋いできた
旅は縁。そして縁は世界とつながっている気がする。
(オーストリアにも行けたし、世界遺産も見る事が出来た)
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食後、迷路のような街を散策する
たくさんの猫と出会う事ができた!ミコノス島は最高だ!

1時間以上前だが、トラブルを想定して船着き場に向かう
タクシー乗り場に行くと行列ができていた
しかも、全然来る気配がない!
船が着く時間は、ホテルに送る方でもタクシーは忙しい
考えた末、歩く事にした!もちろん道はわからない!
(ホテルによってはバス送迎があるので、ホテルの選択は重要かも)
来た道を思い出しながら、道を聞きながら山を登る
ギリシャ語の看板なので、標識は役にたたない
出港30分前、港が見えてきた!ギリギリ間に合いそうだ
タクシー乗り場で待っていたらアウトだったのではないかと思う
海岸沿いにテクテク歩く。荷物は相変わらず重い
そこに荷台付きバイクのおじいちゃんが乗れ!と現れる!(2€)
面白い展開だ!乗らなくても間に合うが乗せてもらう事にする
おじいちゃんは、ちゃんと乗っていないのにアクセルを吹かすので落ちそうになる
利益が一致したとはいえ、面白いエピソードができた
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出会いが多かったミコノス島、さらば

アテネで宿泊していたホテルに戻る
なぜなら、オーナーが感じのいい人で仲良くなったからだ
ホテルに戻り、帰って来たよ、相棒!と言う
そうするとオーナーもお帰り、友達!ミコノス島はどうだった?と答えてくれた
しばらく写真を見ながら話し込む。オーナーのジョン
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宿代を払おうとすると50€でいいとお金を返された
ジョンは、友達だろ!それに連泊は安くするって言ったじゃないか!と片目をつぶった
連泊でないのに15€も急に安くなった。やっぱりギリシャは熱い!
明日はトルコ・イスタンブールに移動する
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コメント 4

猫

お疲れ様(^O^)

不安な展開のホテル…でもよかったみたいですね

野良猫とはいえ黒猫さんは気品がある(笑)


もう少し若く余裕が有れば行ってみたいなぁ~

猫の楽園に
by 猫 (2010-06-13 12:51) 

ごんちゃん

昔、アテネに住んでいたことがあるので、懐かしいです。
去年の秋には、クレタ島に住んでいる友だちに会いに行き、
一緒にサントリーニ島へ行きました。
お気を付けて旅を続けてください♪
(アテネに住んでいるときに、バスでトルコへも行きました。)

by ごんちゃん (2010-06-13 16:32) 

ナベちはる

アテネでのホテルの件、良かったですね☆彡
堂々と偽ブランド品が売られているとは凄いです(汗)
by ナベちはる (2010-06-13 23:04) 

morichan

なぜ南欧はノラネコが多いのでしょうか。
大昔に行って以来の疑問です
でも旅人にとって最高のいやしですよね。
by morichan (2010-06-14 00:13) 

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