世界一周を終えて… ～裏話⑦～

お久しぶりです
更新が途絶えていたのは、再就職活動で忙しかったからです
これから世界一周を考えている方は学生のうちに行った方がいい！
再就職の壁は世界一周者の大きな問題の一つですが、本当に厳しかった
まず帰国後、自分のやりたかった映像の仕事をやるためにアルバイトとして
自由に時間の使える仕事を探しました
使いづらい２８歳に適当な仕事もなく、アルバイトの面接がダメ！受かりません！
なんとも想像以上に日本は不景気なようです
映像の仕事なら経歴が活きても、それ以外ならただの２８歳、おっさんです
就職時に世界一周経験はネタになりますが、再就職では無力です（笑）
でも、世界一周をして後悔はしていません。得た物は大きいですから。
世界一周について質問も受けるようになりました
もちろん、学生のうちがベターですが、そうでなくてもお勧めします
ただ、再就職の覚悟・準備・確保もお勧めします！

結局、アルバイトの面接を重ね、土日はブライダルの映像カメラマン
平日は日雇いに近い力仕事になりました（もちろん映像の仕事がある時は優先）
映像系の仕事はいくつかあるのですが、社員と出勤日が変わらないという理由で
やる事はできません（再就職ならいいのかもしれませんが…）
自分がやりたい映像の仕事は一般向けの放送・映像制作なので仕方ありません
舞台の仕事もそうでしたが、笑顔と仕事がしたいです（プロ料金って高いですから）
かなり緩い事を言っているのは承知です。（残念です）
彼女の両親には申し訳ないと思っています

戻るなら、今です！
いまなら、それまでやってきた仕事も良かった方だと思います
しかし、決めてしまった以上前に進むしかありません
困難な道ですが、お先真っ暗ではないですから…（たぶん◎）

私にとっての世界一周とは、「なにもなかった」です
戦争や貧困地区に足を踏み入れてないのでなんとも言えませんが
期待していた感動も衝撃もなかった。
そこには同じ人間が生活しているだけでした
もちろん適度な感動や衝撃はありましたが、日本にいる時とかわらない
「へー」や「ほー」はあっても息を呑まれるような出会いはあまりありませんでした
あまり、というのは書いていて「教会」を思い出したからです
キリスト信者じゃないんですけどね…
「なにもなかった」おかげで日本の良さがわかりました
恵まれているという意味は旅をしないとわからないかもしれません

最後に旅行・旅をする人への心得です

① 発展途上国を悪く思わない（ぼったくり＆マナー）
これは現地スタッフなどからも聞く話ですが、日本人の悪いマナーです
発展途上国に行くと、なんでも安いと思っている日本人がいるようです
日本人は定価に慣れているので、勘違いしやすいのでしょう
定価がついていれば、高い、いらないになっても
定価がついていなければ、高い、ぼったくりになってしまいます
本来、定価のない物は交渉術が使われます
もちろん、ぼったくりの場合もありますが最初から怒らず考えて下さい
これはヨーロッパ先進国でもありますが、隣同士でも値段が違います
交渉を楽しむことをお勧めします
夜のお店でも定価より高いシャンパンが入るかは交渉術です。
サービス料が入るので若干反論を受けそうですが、ほぼ同じでしょう
大きな気構えで、ぼったくりと決めつけずに！（ホントのぼったくりを見極めて）

また、マナーに関してですが
どうしても日本人はアジアの発展途上国に行くと態度がでかくなってしまいます
もちろん、お金持ち扱いですから気分がいいのは構いません
ですが、現地の人間を見下すような態度はいかがなものかと思います
ネットでブログを読むような人に、そんな人はいないと思いますが
事実、各国で多くの日本人を目撃しました
日本人として人としての行動を守りましょう

② チャレンジする
文字通りチャレンジする事です
その国に行ったら、その国の言葉を、食事を、文化をチャレンジしてください
喋れなくても、喋ろうとする努力や勇気が日本人には必要だと思います
口に合わなくても現地食にトライする姿勢が大事だと思います
その国に行ったら現地民に溶け込むような生活をチャレンジしてください






各国の印象です（あくまでも私のですが…）

アメリカ（ロサンゼルス）


留学には向いていると思いますが、観光には一回行けば十分です
意外と観光地は少なくドラマや映画のイメージ程、華やかではありませんでした
ラスべガスやメキシコに行くのがお勧めのようです
一番の見所はハリウッドではなくビーチでした


アメリカ（ニューヨーク）

もう一度行きたい都市の一つです
世界の中心らしくニューヨーカーは常に前進を意識しているのを感じました
ホテルは基本的に高いのですがニュージャージーに滞在すれば安いようです
ツアーでナイアガラの滝を見に行けます
一番の見所は街と人です。歩いてみると何気ない発見があるはず…


メキシコ（ティファナ）

ロサンゼルスからツアーが出ています
基本的に治安の良い噂を聞かないメキシコですが、ティファナは観光地です
ここで問題が起きると大問題なので、治安はいいようです
国境を歩いて渡れるのは記念になります

カナダ（ナイアガラ）

ニューヨークからツアーが出ています。飛行機に乗るので若干値が張ります
世界遺産ではありませんが、その迫力は一見の価値ありです

フランス（パリ・モンサンミッシェル）

理想と現実のギャップが一番大きいと言われる街、パリ
煙草のポイ捨てやフランス人の高飛車な態度に驚かされました
一方、芸術的建築物が多く見る物は多かったです
綺麗な物ばかりチョイスすれば面白い旅行になると思います
モンサンミッシェルに行く際は必ず歴史を勉強してから行ってください


ドイツ（ミュンヘン・ハイデルベルク・フッセン）

ヨーロッパ圏で一番親切だと感じた国・ドイツ
ドイツと言ったらビール・ソーセージと思いますがドイツ人は白アスパラと口を揃えます
古城や教会が多く、観きれなかった印象です


オーストリア（リンツ）
ニューヨークで友達になった奴の家に一泊だけしに行きました
リンツはオーストリア第３の都市らしいのですが、緑豊かな町でした
ヨーロッパは電車が充実しているので電車で移動していくのもロマンがあってお勧めです
小さい町で学生が来る飲み屋の地区は一か所だけ、知り合いが次から次へと来ます


イタリア（ヴェネチア・フィレンツェ・ピサ・ローマ・バリ）

教会ではない絶景を楽しめるイタリア。新婚旅行でお勧めしたいのはヴェネチア
芸術の都フィレンツェ、ピサの斜塔は、１日でいいかも…
ローマはさすがに歴史を感じる街、一日での観光は厳しい
一度は行く事をお勧めしたい国です（個人的には二回目は行かなくていいです）
ローマではヴァチカン市国も見学が可能です
観る物はたくさんあるのでよく選んで時間配分を間違わないようにしてください


ギリシャ（アテネ・ミコノス島）

経済状況が悪いと言われていた割には電車のストライキがあっただけで安全でした
人間も暖かい人が多く、いい出会いが多かったです
意外と日本人の個人観光客が多く、猫見たさに渡ったミコノス島にも新婚さんがいました


トルコ（イスタンブール）

一週間早く到着したらデモ隊と警察が衝突して大変だったというイスタンブール
食べ歩きと雑貨のお店が充実していてメインストリートは飽きる事がありません
トルコ料理やアップルティーも激お勧めです！
魅惑のベリーダンスならガラタ塔が一番のお勧めです

詐欺集団は多いようですが、無理やりは買わせないので大丈夫です
一番多いのは色恋営業で、卒業旅行の女の子グループなど危ないようです


エジプト（カイロ・ギザ・アレキサンドリア）


世界遺産の中でも一番魅力的だったのがギザのピラミッド
なにもない砂漠に一泊するというツアーもいい思い出になりました
日本では免許もないのに自由乗馬は難しいですが、ここでは全速疾走も体験できます
観光する気力を奪われる暑さ。エジプト南部に足を延ばす場合は１週間くらい必要です


タイ（バンコク）

世界中で一番好きな国です。微笑みとマッサージの国・タイ
格差が大きく、高層ビルと貧困層の民家が重なり合う街並み
アンコールワットや寺院の観光も魅力だが、ぜひ屋台など貧困層も覗いてほしい
ツアーでは体験できないがディスコも絶対のお勧め！

インドネシア（バリ・ジャワ）

バリの海は波が高くサーフィンには最適です
ビーチにはトップレスの美女が寝そべっています
ジャワの遺跡は１日で二つの世界遺産を観られるツアーがお勧め
オーストラリア人の観光客が多いのは、日本にとってのグアム的存在だからとの事
バイクの免許を持ってくるのも常識のようです


シンガポール

美男・美女がいないので有名というシンガポール
国民のほとんどが中華系で近代的な建物が多かった都市、食事は安くて最高！
しかし、屋賃が高いようで日本人現地スタッフもルームシェアとのこと
日本の漫画が大人気のようでグッズ、メイド喫茶がありました


マレーシア（南部・シンガポール国境付近）

シンガポール北部の電車駅からバスで国境を渡れます。簡単に行けるので試してください
国境を越えた街には大型デパートが何件もありました。なかなか大きく見応えがあります
旅の美女写真シリーズで一番人気が高かった女の子がいました

韓国（ソウル）

高校でも日本語を習うようで、コンビニでも日本語が通じるので英語が出来なくても安心
物価も安く、女の子の化粧品などの買い物観光客で溢れかえっていました
日本に上陸した「少女時代」はタイのクラブなどでも人気になっていました


もう一度行きたい都市・ベスト３
ニューヨーク・イスタンブール・バンコク

ご飯が美味しかった都市・ベスト３
イスタンブール・バリ島・ソウル

景色が美しかった都市・ベスト３
パリ・ヴェネチア・ミュンヘン

感動した世界遺産・ベスト３
ヴェネチアとその潟・ヴァチカン市国・ギザのピラミッド

野犬注意地区
イタリア・ギリシャ・タイ・インドネシア

男の子より女の子の方が語学留学をしているみたいです
優秀な日本女子を取られないように頑張れ日本男子

以上で世界一周編は終わりとします
質問や感想もお待ちしております
応援してくださった皆様、ありがとうございました

これからは日常「ツブヤイッター」でも書いてきます
映像制作のホームページができたらまたご報告します
現在は結婚式の余興や某有名オカマバーのイベント用の映像を制作しています

コメント 3

やっぱり日本なんや

by 猫 (2010-09-23 09:08) 

＞猫さん
応援ありがとうございました
日本はいい国ですよ
観光旅行でいい所に泊まれば、そういう部分も見えませんが
現地に溶け込むと発見が多くて楽しいです
by Tuka (2010-09-23 17:04) 

突然のご連絡失礼いたします。
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この度の連絡で不快な思いをされた方には大変申し訳ございません。お詫び申し上げます。

by “Ｍｙ”アフィリエイトスカウト事務局 (2010-10-21 14:43)