ジャイプール3日目、偶然の再会 [インド編]

おはようございます。
朝七時に目が覚める。にっしーの朝は遅い。

今まで開かなかった地球の歩き方を手に取る。
最終都市デリーを前にようやく観光の余裕が出てきた。

ジャイプールのジャンタル・マンタル。世界遺産らしい。
ここまで、にっしーのドキュメンタリー映像をメインで撮影してきただけに、
欲が出ないように旅内容は任せてきた。ホテルのすぐ近くにある。
ノーマークなんて変な気分だ。

インドの世界遺産のページを開く。
アーグラ城とエレファンタ島の石窟群、ゴアの教会群と修道院群が入っていた事に気づく。
世界遺産なんてそんなもんだ。
何が大切で美しいかなんて人によって違う。
知らない間に世界遺産を3つもまわっていた。

今日はコルカタで買ったスカーフを巻く。
インド人は暑くても結構まいている。結構来る前から欲しかった。
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路上でパイナップルを食べる。

腐った木の板の上でカット。うん、もう慣れた。

パコラ屋の前で、バクシーシに食べきれないパイナップルを渡し、
パコラを買って食べながらバスに乗る。

今日はバスナンバーを聞くにっしー。
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あっさり乗れる。10ルピー。

目的地まで一直線に向かう。
バスから要塞が見えてくる。
おおー!凄い!
かなり興奮気味なにっしー。

バスを降りると、すぐに多くの物売りやバクシーシがやってくる。
彼らを軽くあしらうにっしー。なかなか成長したもんだ。

中に入ろうとすると目の前に知ってる顔が。
山ちゃん!!
デリーで短い時間しか一緒でなかったが、
旅人に過ごした時間の長さは関係ない。再会を喜ぶ。
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山ちゃんは、オートリキシャを一日500ルピーでチャーターしてきていた。
今日は一緒に行動しようという事になってオートリキシャをバラす。
途中で帰そうが契約としては500ルピーでしているので、
交渉の余地はあっても全額請求は仕方ない。
すると、既に250ルピー払っているのにも関わらず更に500請求してきた。
なんでもドライバーが途中でチェンジし、最初の250は彼に払ったらしい。
山ちゃん!それはこいつらの常套手段だよ!
お前は誰だ!という質問を遮って間に入るが、既に話してる相手もドライバーではない。
こんなバカ共に付き合う必要はないと残りの250を払って行こう!と
山ちゃんを引っ張るが最後まで平和的に交渉している。
山ちゃん、君は優しすぎるよ。結局500払った。
日本人にとって大した金でなくても、オートリキシャの奴らには、いい値段だ。必死だ。

揉めてる間に、また客引きが群がる。
お前ら空気読めっ!

気を取り直して山ちゃんと三人でマンベール城の坂道を登っていく。
インドの若者とも直ぐに仲良し。
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風が気持ちいい。
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他の旅人のFacebookを見て、これをやりたかったにっしー
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ハイッ!ひとり絶好調のにっしー!
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頂上までは、たいぶ登った。
にっしーは象に乗りたがっていたが、料金が合わずに断念。
マンベール城を登っていたはずがジャイガル要塞を登っていた。
見晴らしのいい場所に座り、今までの旅を語り合う。
気づくと夕方。4時間位滞在した。
下っていくと体重計を計る商売を少女がしていた。こんな観光地でも?
どういうタイミングで計るのか知りたい。
一回10ルピー。相場は2ルピー。
10ルピーと言われてるのにも関わらずお金を支払わない日本人。
にっしーは飴三個、山ちゃんはカンボジアで買ったペンで、物々交換的に乗る。
なかなかやりおる。

一旦、バスで町まで戻り夕食を食べにナルガール要塞まで行く。
夜景が綺麗だとにっしーのオススメ。
地図では近いが、山の上にあるらしい。オートリキシャを雇って出発。
真っ暗過ぎる山路をひたすら走る。
そもそも営業しているのか、俺らが入れる値段かわからない。
無駄足じゃないかと、にっしーを脅す。

登って下って登って下って、まるでアトラクションに乗っている気分だった。
もう無いんじゃないかと思った頃に、ようやく着いた。
IMG_4309.JPG
見晴らしのいい最高の空間。
三人で乾杯し、贅沢な時間を過ごした。

気になる値段はビール大5本ジュース1本、食事5皿で1500ルピー。参考までに。
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