5月30日~31日イタリア(ローマ) [世界散歩]

皆さん、お久しぶりです。書きためた日記を少しずつ更新できたらいいなと思います
明日にはトルコ・イスタンブールに移動です。ネット環境はどううでしょう

5月30日イタリア5日目(ローマ)

イタリア最終地ローマに向かってイタリアの海沿いを電車は走る
ピサから4時間30分、金額は17.85ユーロ(2等席)
快速だと2時間で着くのだが29ユーロかかる(2等席)
時間かお金か考え所だ
また、ローマの先にナポリがあるのだが今回は行かない事にする

1時間前
ホームには珍しく電車が止まっていた
しかし、乗ってはならない。ホームの電光掲示板に表示されるまで変更がありえる
15分前
やっとローマ行きと表示が出る
画像 002.jpg
席さえ確保できれば2等席は悪くない
イタリアの海辺の駅をいくつも通過していく
画像 001.jpg
並んでいる家をみていると沖縄に似ていると思う
それにしても4時間30分は長かった
水も持たずに乗ってしまった事を後悔する

ローマが近づくと急に建物が増える
ローマセントラル駅に到着!
お腹が空いているのは置いといて、宿探し
後で気づいたのだが、駅のマイナー口に出てしまったために宿が全然見つからなかった
実際、ローマ駅の周りはホテルがたくさんあり賑わっている
見つけたホテルを手当たり次第当たって行くのだが、空いていない。
やっと部屋が空いているホテルを見つけたものの
1泊50ユーロでネットはなし。マックでやれるよ!と言われるが
部屋でネットができないのは痛いので、他も見てくると言って断る。
その後、30分くらい重い荷物を背負って探すがホテル自体がもう見つからず引き返す
さっきのホテルに戻ると、フロントで対応してくれた人が手を横に振っている
焦って「もう部屋がないのか」尋ねたら、食べてるから喋れないという事だった
もう、マックに行くし、50ユーロでいいよ。
フロント係が部屋を見るか?と聞いてきたが、見たところで変わらないのでノーと答える
フロント係が驚くので、風呂は共有でしょ?と聞き返すと意外にも違うと言われた
こっちの方が驚く。ピサより安いじゃないか!
ホテルは外観からは想像できないくらい広く綺麗だった
部屋も広くベットもしっかりしていた。シャワーも小さいながらしっかりしている
朝食もつくらしい!この時点では最高にツイてる!と思っていた

時間は夕方の4時過ぎ
今日は洗濯とスカイプ(ネット電話)しかできないと思い、とりあえずマックへ!
イタリアのマックはホットスポットというエリアになっている
アメリカではスターバックスがホットスポットだった。
しかし、マックでネットを広げてみたものの登録方法がわからない
隣の外国人に聞いてみたが、結局つながらなかった

5時過ぎ、聞いたコインランドリーを探してさまよう。
何度探しても見つからないのでホテルに帰り、もう一度聞く
そうすると、間違っていた事が判明!ごめん!このストリート長いからさ・・・。そだね。
英語がちゃんと喋れる彼はなぜか憎めない。
マックでは、英語客は嫌な顔をされかねない
フィレオフィッシュを注文したら、出来上がった場所にないだろ!と怒られた
作るから待ってください!とかはないらしい。
改めて夕暮れの駅前を歩く。すると、本当の駅前に出た
ホテルも山ほどある。ホームを降りて出口って書いてある方に進んだはずだが・・・
ホテル選びを失敗した訳ではないが、複雑な気分だ
(おそらくこっちの方が高いがネット環境を考えると惜しい)
お目当てのコインランドリーはすぐに見つかった
画像 004.jpg
画像 005.jpg
イタリアに入って初ランドリー!基本は近くにないとダメだ!
ローマの洗濯機はターミナル式に管理されていて
入れたランドリーの番号を押してお金を入れる(乾燥機も同じ)
洗濯3.5€・乾燥3.5€・洗剤1€で合計8€

待っている間に隣接のネットポイントでお金を払って繋いでみるが、
日本語フォントがなく、全て文字化け
画像 006.jpg

帰り道、フランスから来たというおじさんに声をかけられる
道に迷ったというので、今ここにいるよ!とおじさんの地図で教えてあげた
すると二人組の警察を名乗る男が登場!
一瞬警察手帳を見せてくれたが、どうみても警察官に見えない
どうやら、この辺は麻薬の密売が多いらしく取締まっているとのこと
フランス人とアジア人が絡んでいるのは確かに怪しい
そして麻薬密売を阻止する警察官なら、そう見えないのは道理である
さて、ここで問題。この後一体どうなったでしょう?
① フランス人は麻薬密売人で警察官二人に逮捕されて連れて行かれる
② 二人は偽警察官で二人からお金をだまし取る
③ 三人ともグルで俺だけ金を奪われる
④ 本物の警察官で注意だけですむ

警察官はフランス人と俺に色々聞いてきた。
パスポートを見せろ!だとか、現金はいくら持っているだとか・・・
ヨーロッパの偽警官話は聞いていたし、フランス人のおじさんが話しかけて来てからの
タイミングも良すぎたし、頭の中で色々考える。面倒な事に巻き込まれた、と思う
結局、こういう場合は判断がつかないので最終的に警察署まで行くしかない
パスパートもお金もホテルだ!と言って一切の提示を断る
すると、フランス人のおじさんが財布を見せている。
100€が何枚も入っているじゃないか!金持ちなのか、麻薬を売った金なのかはわからない
そして、自称警察官に連れられて行ってしまった。
警察官は、気をつけろよ!と言って去って行った。
答えは⑤本物か偽物かわからない警察官に金持ちフランス人が連行された
正直、警察官が日本円はいくら持っている?という質問が気になった
その質問を本物の警察官がするだろうか?
意外にもすんなりトラブルは終わったが、フランス人の安否が心配である
ここまで数え切れない程の人々と関りを持ってきたが、難しい問題である
トラブルに巻き込まれない一番は、全てを無視なのだが・・・。


5月31日イタリア6日目(ローマ)

明日には移動予定のため、なんとか1日でローマを見たいと思うが厳しい
はっきり言ってローマは凄い!見所満載だろう!
イタリア旅行として1都市で成立する!
フィレンツェとピサはセットで1都市と換算したい
ヴェネチアは大切な人とだったら1都市でもいいかもしれない

とりあえず、朝一でヴァチカン市国に電車で向かう
朝のラッシュ時に中国人が切符売り場を占拠して大混雑していた
実はローマ駅周辺は、多くの中国人が住んでいてチャイナタウンのようになっている
そのせいか観光客も多いようだ
英語ができなくても大挙押し寄せるのが凄いところだ
4台の自販機のうち2台を故障させて地元民をイライラさせている
切符の買い方は簡単で一律1€のようだ
お金を入れて、チケットを買う。 
作業は2つなのにどうしてこうなってしまうのかわからない
後ろから見ていたイタリア人がお金を奪って切符を買ってあげるのだった
言葉が通じなくても前に出る姿勢は見習いたい
画像 007.jpg

ローマの地下鉄は実にわかりやすかった
車両にはめちゃくちゃなペイントがされている
画像 008.jpg

ヴァチカン市国の近隣駅で降りて歩く
途中、神父の格好をした人に「ヴァチカン?」と言われてイエス!と答える
しかし、ヴァチカン行くの?と思った解釈は間違いで、
ヴァチカンこっち?の意味だった事に気づく
各国の神父も目指す聖地ヴァチカン市国。
画像 012.jpg
基本的に教会、寺院では半袖や短パンは禁止なのだが結構許される所は多い
(それでもマナーとして守ってほしいことなのだが・・・)
しかし、ヴァチカン市国のサン・ピエトロ寺院は絶対に厳禁なので気をつけてほしい
画像 009.jpg
多くの教会を見てきたが、スケールが圧倒的すぎた
画像 010.jpg
ヴァチカン内の衛兵
画像 011.jpg

ヴァチカン市国見学後、フラフラと散策する
画像 016.jpg
画像 013.jpg
画像 018.jpg
画像 017.jpg
(今にも崩れそうな教会があるのは地震がないせいだろうか)

ローマは橋ひとつ取っても芸術的で、街全体が芸術に感じる
しかし、ホテルで手に入れた地図がイタリア語なので有名な場所もわからない
そうこうしているうちに地図を落とす。
ローマ散策1日目という事で地形も頭に入っておらず、駅を探して2時間くらいさまよう
なんとか記憶をたぐりよせ、某旅行会社に辿りつけた
まず、地図をもらう。日本語だし、ありがたい!
ローマの見所なんかを細かい所まで丁寧に教えてくれた
次に、ネットのアクセス問題について相談する。が、やはり正解の回答は出なかった
他の国でもそうだったが、滞在社員しっかりしてくれ!
ツアー客しか相手にしていないせいか、力不足だ!
電車・バスの乗り方しりません。ホットスポットってなんですか?
海外旅行会社の現地スタッフとして常識的知識と思うのだが。

新しい地図が手に入り、見所も聞けたので来た価値はあった。
この後、各名所をサクサクっと回る
画像 019.jpg
ローマの休日で有名な広場は大混雑
画像 022.jpg
パンテオン

お馴染みのご当地コスプレは古代ローマ戦士なのだが、意外に人気はこちら
お金を入れると眉毛が動く。まさにアイデア!
画像 021.jpg

ローマは、ホームレスが少なくない
ほとんどはイタリア人ではなさそうに見えるのだが、中には手や足がない人もいる
前回散々、生きるための楽しみについて理想を述べたが、
彼らはなんのために生きているのか考える。
生きていて楽しくないなら死んでいるも同然。
では、彼らは何が楽しくて生きているのか?
パリで会った女の子に聞きたい
どうして、お金をもらう立場なのに怒った口調だったのか・・・
それは生きるために必死だったからではないだろうか。
どこまで幸せの基準をさげればいいのだろうか
家があってご飯が食べられる生活が基準ではまだ高いのだろうか
楽しくなくても、生きている事自体が幸せなのだろうか
考えても答えは出ず、気づくと目の前にコロッセオがあった。
画像 025.jpg
チビだの、ハゲだの、デブだの、いじめられっ子だの、ニートだの
みんな世界を見に行けばいいと思う。
確かに、世界旅行はお金と時間がかかるので簡単にできる事ではないのだが、
世界のチビ・デブ・ハゲは堂々としているし、泣きべそかいてる時間はないのだ!
改めて、今回の旅行に協力してくれた皆様に感謝したいと思う

夕食(マックしか食べれない)の帰り道、ほとんどの店が閉まる中、
花屋だけが明かりを灯していた
画像 028.jpg
情熱のイタリアならではかなと思う。
ヨーロッパでは「キスしよっか?」とか日本のドラマみたいな事は言わない
もう情熱的に、我慢できないようにキスをする
数十年後、日本女子を全て外国人に取られない事を祈るばかりである

1日パソコンを持ち歩いていたが、今日もネットはできずに日記だけ更新する
明日はアテネに船で移動したいと思うのだが、本当に乗れるか心配である。

この後、死にそうな体験をするのだが、それはまた次の機会に。

nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

猫

お疲れ様(^O^)

う~ん綺麗だよね~[ムード]

彼らに負けじとキスの嵐しましょう
by 猫 (2010-06-08 07:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。